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2021.10.03

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北アルプスの眺望とともに「天高く奏でる 中国料理と二胡のハーモニー」開催!

 
   

いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます

花紅葉が少しずつ色づいてきた秋晴れの10月3日、「天高く奏でる 中国料理と二胡のハーモニー」という催しがホテル最上階の会場「ソルプレーサ」と「中国レストラン 聖紫花」の2つの会場を跨いで開催されました。

おかげをもちましてご予約で満席となりましたこの二胡イベントも、定員を最小限にし、ご参加いただいた皆様に新型コロナウイルス感染拡大防止対策へのご協力をいただき、予定通り​イベントを開催することができました。

今回はホテル最上階「ソルプレーサ」を二胡演奏会場にし、北アルプスの眺望と地上50mからの松本平の景色を楽しみながら、天高く響くような二胡の美しい音色をお楽しみいただくという初の試みです。

二胡奏者はおなじみの野田 裕子さん。
「今回はいつもとは会場が異なり″天高く″ということで、衣裳も空の色を選んでまいりました。皆さんご存じの方もいらっしゃることと思いますが、二胡は中国の楽器で女性の声に近いと言われています。今回のイベントに際し、中国の曲や秋に相応しい選曲をしました。」

ひとたび演奏が始まると、静かに耳を傾けているお客様が、その音色に一気に引き込まれていくかのようです。
二胡の音色は曲に合わせて優しく、悲しく、時には明るくとその表情を変えて心に響いてくるのを感じます。

それぞれの曲を演奏になる前に、先生がなぜこの曲を選んだのかと説明があります。

「秋の曲というと中国では収穫や実りがほとんどです。日本の場合は自然に心を寄せて、野の花が風に身を任せているなどふとしたことから秋を感じさせる曲が数多くあります。そんなふと秋を感じていただけるような曲を選びました。」

とか

「今回のイベントのリーフを拝見したときに″30th″の文字がとても印象的で曲の中で記念の思いを込めたいと思い選んだのがこの曲です。それぞれの人の気持ちを描きたいと思いながら演奏します。」

など


 

じっくり演奏を堪能したあとは、中国レストラン 聖紫花に移動し、二胡の調べをイメージして考えられた特別ランチコースをお楽しみしただきます。

【特別メニュー】
・3種前菜盛合せ
・キノコと玉子のスープ
・海老と野菜の海老味噌炒め
・サーモンの広東風蒸し葱生姜風味
・酸辣あん掛け焼きそば
・2種デザート盛合せ

ご参加になった皆さまは、それぞれ先ほどまでの二胡演奏の感想を言い合いながら、色鮮やかな中国料理を召し上がり楽しく美味しいひとときをすごしていらっしゃいました。

ご参加になった皆様からは

「初めての生演奏でしたが、素直に感動しました。」
「二胡の音の中に優しさと強さを感じ、感動して思わず涙が出てきました。」
「親しみやすい曲が多く、初めて聞いた二胡でしたが楽しむことができました。」
「どうしても日々の生活の中で、今と少し先のことばかりに目が行きがちですが、今日の先生の話をきいて心が洗われた気がします。」
「演奏会やイベントに参加すること自体が久しぶりで、来る前から本当にたのしみにしていました。実際に聞いてみて曲の由来の説明などもありとても勉強になりました。」
「じつはお食事も楽しみにしていたのですが、思った通り美味しくてうれしいです。」

など…
たくさんのうれしいコメントをいただきました。

「人は誰でもそうだと思うのですが、一つ何かを手に入れても、どこにいても不満や苦しみはあります。その中で自分はこれだというものを見つけたものが勝ちなのだと、しなやかな強さとはそういうものを心に持っていることなのだと思っています。」

野田さんの明るく優しい雰囲気の中にある、強くしなやかな印象はこのコメントが物語っていると感じました。

いつもとは一味違った二胡イベントではございますが、ご参加いただいた皆さまは二胡の調べに様々な思いを感受されたことと思います。
秋は空を眺めながら感傷的・情緒的になる季節ではありますが、自分自身や生き方をあらためて振り返ってみるのもよいのかもしれないと思う感慨深いひとときでした。
 

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