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2019.10.30

スタッフブログ

長野県内で仕込まれたスペシャルな生ハム「ハモン・セラーノ」を味わう!

皆様こんにちは。
ホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。

もう何度かこのスタッフブログで紹介しておりますが、
この季節の美味しい話題「生ハム完成パーティー」の模様をお伝えいたします。

さる10月27日、ホテルブエナビスタの調理スタッフ含む数名で、
長野県高山村にある生ハム工房「TONYA~豚屋~」主催の
「生ハム完成パーティ」にお邪魔をしてきました。

ホテルブエナビスタでもこの工房の生ハムオーナー制度に参加し、
毎年冬の寒い時期、ホテルの調理人が工房に出向き仕込みを行っていますが、このたび、1年前・2年前に仕込んだものがそれぞれ熟成期間を経て完成し、このパーティーで引き渡されることになりました。

ツーショットの右側がTONYAの代表佐藤明夫さん、
左側が昨年仕込みを担当した宴会洋食厨房の古幡シェフです。

「TONYA」の代表佐藤さんは、本場スペインでの製法そのままに、
山岳地帯の冷涼な気候を活かしながら、塩と乾燥だけで生ハムを熟成させる
「ハモン・セラーノ」というタイプの生ハムの製造を
ライフワークとしている日本でも第一人者と言える方です。
ホテルでも人気を博している生ハムの原木を熟成・管理していただいています。

生ハム・・その奥深き世界。世界中にはさまざまな製法の生ハムが存在します。
その中でも、スペインで主に製造されている「ハモン・セラーノ」は、
鮮やかなピンク色でやわらかい食感と塩味が特徴。

ホテルブエナビスタが選んだ地元長野県のブランド食材「信州オレイン豚」は、
一般的な豚肉と比較してオレイン酸が豊富に含まれ、
その甘味とクセのない香りで、
多くの試作から選び抜かれた最も生ハムに適した豚肉です。

完成を祝うパーティ会場は、関係者や地元の皆様で大にぎわい。
佐藤さんのお子さんもお手伝いに走っていたりと
手作り感溢れるなか、全員で生ハムの完成を盛り上げていました!

会場内には、1年ものと2年ものを原木から切り出して、その場で味を比べられるコーナーも…。

塩と素材の味とがバランス良く整った1年ものと、甘味・旨みがより凝縮された2年もの。
目の前で切り出され空気に触れたばかりの断面は鮮やかなピンク色で、口に含むとじゅわっと旨みが広がります。

市販の生ハムでは満足できなくなってしまう…!感動体験でした。

そしてなんと今回は、本場スペインの「ホセ・リート」社の
4年熟成ものの高級生ハム(原木1本15万円!)が特別に振る舞われるサービスもあり、
切り出すコーナーは長蛇の列!

1時間以上かけて口にしたその味は、
空腹のスパイスと相まって筆舌に尽くしがたいおいしさでした…!
生ハムを手際よく切り出しながら、文化やおいしい食べ方について解説してくださった
職人からは、商品に対する情熱と愛情が熱く伝わってきました。

地元の方々、そしてホテルのシェフが力を合わせて生み出した1年熟成と2年熟成、
それぞれの美味しさが堪能できる2種類の生ハムは、
今年のホテルブエナビスタの忘新年会プランの特別オプション並びに、
ホテル最上階のフレンチレストラン「フランス料理 ソルプレーサ」で召し上がっていただけます。

情熱とこだわり、手間と伝統とが生み出した本物の生ハムの味を、ぜひ一度ご堪能ください。

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