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2022.03.24

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ホテルブエナビスタ10人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室】第10回 「ご家庭で作れるサクサクスコーンと苺ジャム」

 
   

いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

まだまだ冷たい北風が吹く日もあり、春の訪れが待ち遠しい3月16日、最終回となる第10回「ホテルブエナビスタ10人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室」が開催されまました。

テーマは【ベーカリー】金子信也シェフによる「ご家庭で作れるサクサクスコーンと苺ジャム」。

今回もおかげさまでご参加いただいた皆様のご協力で予定通り​イベントを開催することができました。

今回の料理教室の会場はラベンダーカラーと白を基調としたオープンキッチンとインテリア、広大なアトリウムから自然光が差し込む明るく開放的なラ・カフェテラサです。

明るく清潔なキッチンの中、金子シェフからスコーンの生地作りについての説明から始まります。

〈金子シェフ〉
「器材と道具は形を合わせてください。丸い器材には丸い道具を使います。」
「手を使って混ぜていきますが、いつまでも混ぜているとバターが解けてきてしまうのでスピーディにすることがポイントです。粉っぽくなく、バターの感じがなくなりそぼろ状になったら上から体重をかけて両手で抑えます。まとまりそうでまとまらない、それがスコーンです。」
「スコーンの生地は冷凍しておくこともできます。解凍した後丸めて焼いても美味しくできます。何といってもスコーンはご覧の通り、テーブルがかなり汚れますので作る際には覚悟してください。」

メモを取る手が止まり、皆さまから笑いがこぼれます。

次にジャムづくりです。

ジャム用の苺は硬くても本当はよいそうですが、今回は贅沢に旬の「あまおう苺」を使って作ります。

「ジャムづくりは仕込みが何といっても大切です。鉄の鍋でも構いませんが砂糖が焦げやすいので、もしご自宅にあればテフロン鍋を使用してください。」
「ジャムづくりは混ぜ続けることがとても大切です。手を止めると、テフロンでもさすがに焦げます。」

参加者はメモを取りながら、金子シェフの話に聞き入ります。

「次に大切なポイントは103℃です。103℃を温度計で計る必要はありません。しっかり見ていれば、タイミングがわかります。鍋に火をかけていると全体がわいてきます。目安として細かい泡が大きな泡に変わる瞬間が必ずあります。これが103℃です!ジャムづくりは、根気と熱との戦いなんです。」

あまおう苺の甘い匂いがキッチンに広がり始める中、皆さまがタイミングを見逃すまいと、真剣なまなざしで金子シェフの鍋を見つめます。


料理教室ではご参加いただいた皆様がレッスンの中で挑戦した苺ジャムとワンプレートアフタヌーンティーセットをお楽しみいただきます。

本日のメニュー

ケーキセット 1プレートミニアフタヌーンティーセット

お手土産 スコーン各種と皆さまが料理教室で作られたあまおう苺のジャム


皆さまがお持ち帰りになるジャムと瓶について、最後に金子シェフからアドバイスがありました。
「苺には殺菌効果がありますが、瓶自体が汚れていたらさすがに傷んでしまいますのできれいな瓶を使用するようにしてください。また熱いまま入れ、蓋をして密閉するので1か月は持ちます。もっと長持ちさせたい方は瓶ごと蒸し器で40分湯煎するとさらに滅菌されて1年程度の保存が可能になります。」

あまおう苺のジャム

和やかな雰囲気の中、笑顔で終始した金子シェフの料理教室。
参加されたお客様からは

「お菓子作りは数年ぶりでしたが、その場で質問できて楽しく参加できました。」
「今回初めてホテルブエナビスタの料理教室に参加しましたが、とても清潔な環境で楽しかったです。」
「少人数なのでシェフの手元が見られたのがよかったです。」

……などたくさんの嬉しいコメントいただきました。

4月から全10回開催してきました「ホテルブエナビスタ10人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室」は今回で最終回です。
ご参加いただきました皆さま、スタッフブログを毎回楽しみに読んでくださっていた皆さま、ありがとうございます。

また今後開催される際には公式ホームページでご案内いたしますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。

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