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2023.07.24

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【ホテルブエナビスタ8人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室2023】第1回 『梅干しで作る 夏の万能調味料 ~「煎り酒」と鯛の昆布締め~』

 

いつもホテルブエナビスタのスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
先日関東甲信の梅雨明けが宣言され、いよいよ信州も夏本番を迎えようとしています!


青空に真っ白な入道雲が高く広がる7月末、
第1回「ホテルブエナビスタ8人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室2023」が開催されました。

テーマは【和食】
原田総料理長による『梅干しで作る 夏の万能調味料 ~「煎り酒」と鯛の昆布締め~』。

料理教室の会場は、料亭 深志楼です。

 

2023年の夏は全国的に平年より暑いと予想されておりますが、そんな暑さが厳しい夏にぴったりの万能調味料「煎り酒」の歴史や活用方法についての説明から料理教室が始まります。

(原田)
「煎り酒は醤油よりも歴史が古く、かつては醤油の代わりに使われていましたので、卵かけご飯やお刺身など様々なお料理にお使いいただけます。」

「醤油に比べて塩分量が少ないため、塩分を気にされている高血圧の方にもおすすめです。」

「さらに梅干しのクエン酸も入っておりますので、疲労回復にも良いと言われています。」
 


「煎り酒」を煮詰めている間に、次は実践メニュー「鯛の昆布締め」です。

(原田)
「お刺身の山になっている固い方を奥側にすると切りやすいです。左手を魚に添えながら切ると、魚の厚みを感じやすくなります。」

「切った魚は包丁につけたまま昆布の上に乗せていきます。」

原田総料理長は手慣れた様子で鯛を切り身にしていましたが、実際皆さんが挑戦してみるとこれがなかなか難しく、包丁の扱いや角度を少しずつ変えながら真剣な表情で鯛を切り身にしていきます。
 

皆さんが鯛を切り終わる頃になると
皆さんが鯛を切り終わる頃になると
煮詰めている「煎り酒」からお出汁のいい香りが部屋全体に広がります
煮詰めている「煎り酒」からお出汁のいい香りが部屋全体に広がります

参加された皆さんから、普段ご自宅でお料理を作る際の魚のさばき方の違いや出汁を取る時の火の強さなどちょっとした疑問や質問があり、原田総料理長は一つ一つ笑顔で丁寧に答えていきます。

また、今回の「煎り酒」の保存方法や、高血圧のご家族がいる家庭におすすめのメニューなど、総料理長ならではのアドバイスが伝えられ、参加された皆さんから「おぉ、なるほど。」という声がこぼれます。
 

お鍋の
お鍋の
梅干しや昆布、鰹節をこすと…
梅干しや昆布、鰹節をこすと…
黄金色に輝く「煎り酒」の出来上がり!
黄金色に輝く「煎り酒」の出来上がり!

料理教室ではご参加いただいた皆さんがレッスンの中で挑戦した鯛の昆布締めと煎り酒を含むミニ会席をお楽しみいただきます。

【本日のメニュー】
・向付
鯛の昆布締めと煎り酒
針野菜一式
山葵

・揚物
鱧の香味揚げ 梅肉
抹茶塩

・冷鉢
焼き茄子と合鴨の胡麻クリームかけ

・食事
枝豆ご飯
浅利の清汁仕立て
香の物

・甘味
豆乳きなこプリンと蜂蜜レモンジュレ

原田総料理長から一品ずつ料理紹介があり、
皆さんは料亭のお料理に舌鼓を打ちながら、思い思いに楽しんでいらっしゃいました。

参加された皆さんからは
「初めて参加しましたが、いつもお料理を作っているプロの方とお話しながらコツを学べて、とってもいい経験でした。」
「普段お魚料理はほとんどしないのですが、これを機にチャレンジしてみよう!と思いました。」
「塩分を気にしている家族のために、煎り酒を活用して美味しいお料理を色々作ってみたいです。」
…など、たくさんの嬉しいコメントをいただきました。


全8回+スペシャル1回 開催予定の「ホテルブエナビスタ8人のシェフによる“情熱とこだわり”の料理教室2023」はご家庭でも揃えやすい食材で、今日から活かせるプロのちょっとした工夫やポイントが満載です。

次回 第2回目は8月23日(水)
【洋食】中島シェフによる『ご家庭でプロの味 夏にぴったりの爽やかソース ~フルーツトマトのケッカソース~』を開催予定。

参加申込み受付中ですので、ご興味のある方はぜひお申し込みいただけましたら幸いです。

​ご予約・お問合せ
0263-37-0888
​(宴会予約直通 10:00~19:00)

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